土壌分析診断レポート

得点

この得点は良し悪しではなく、より理想値に近いかを意識する値と解釈してください。

総合得点
53

項目別の得点

項目得点平均配点
土壌の環境 10 11.7 20
土壌の栄養状態 33 29.9 65
自己診断 10 7.3 15
総合得点 53 48.9 100

※自己診断の得点は『問診票』の土壌の硬度、排水の環境、日照の環境の値を基に算出しています。

得点グラフ

コメント

土壌の状態は多くの問題を抱えています。早急に問題点を改善しましょう。

順位

自分の圃場が、他と比較してどの位置にあるのかを認識するためのものです。

37
89件中

過去当社で分析したお客様中での順位

土壌の環境

根の居住空間を覗いてみましょう。

土・水・空気の比率

土の状態(イメージ図)

状態の確認空気
31% 28% 41%
34% 26% 40%
37% 25% 38%
40% 24% 36%
41.4% 20.0% 38.6%
45% 22% 33%
50% 20% 30%
55% 18% 27%

作物の根の活着が困難になる可能性があります。

土壌の栄養状態

土壌の残存養分です。土壌中にある養分を覗いてみましょう。

陽イオン飽和度・バランス

あなたのCEC
26.19
理想的なCEC
15~30
CECとは

養分を貯めておく入れ物(桶みたいな物)と考えてよいでしょう。
CECが小さい時には、CECを向上させる補助資材を投入しましょう。
大きすぎる時(50以上)には、CECを向上させる補助資材を控えましょう。

△ pHはやや高いので、これ以上高くならないような管理が必要です。
陽イオンの交換量以外に酸性イオンの交換量も多くあります。
○ EC(土壌中の塩類濃度)は適当です。
硝酸態窒素の残存量は問題ありません。
無機態窒素
アンモニア態窒素の残存量は問題ありません。
× リン酸は欠乏しています。基準より増施する必要があります。
× カリはかなり欠乏しています。積極的に堆肥等を投入しましょう。
× 石灰は欠乏しており、基準より増施する必要があります。
× 苦土はかなり欠乏しています。苦土欠が出る可能性があります。
腐植が少ない土壌です。積極的に有機物投入しましょう。追記。

分析結果

根の居住空間と栄養バランスを含めた施肥設計をしてみましょう。

各栄養素

注意が必要な項目  改善が必要な項目
分析項目 分析結果 単位 基準
pH 6.5 6.0 - 6.5
pH 5.5 5.5 - 6.0
EC 0.20 mS/cm 0.10 - 0.50
無機態窒素 硝酸態窒素 1.6 mg/100g 0.0 - 1.5
アンモニア態窒素 1.1 mg/100g 0.0 - 1.5
合計 2.6 mg/100g 0.0 - 3.0
有効態リン酸 5.2 mg/100g 30.0 - 50.0
交換性陽イオン カリ 31.4 mg/100g 85.7 - 111.9
石灰 251.4 mg/100g 347.3 - 453.3
苦土 26.2 mg/100g 80.3 - 104.7
CEC 26.2 meq/100g 20.0 - 30.0
腐植 1.7 % 3.0 - 5.0
リン酸吸収係数 700 <1,500
可給態窒素 6.29 mg/100g

陽イオン飽和度・バランス

注意が必要な項目  改善が必要な項目
分析項目 現状 % 目標 %
カリ 2.6 8.0
石灰 34.3 54.6
苦土 5.0 17.7
総飽和度 41.8 80.3

土壌物理性

注意が必要な項目  改善が必要な項目
分析項目 現状 % 基準 %
固相 41.4 40.0 - 45.0
液相 20.0 22.0 - 24.0
気相 38.6 33.0 - 36.0
仮比重 1.38 0.90 - 1.20

比率

注意が必要な項目  改善が必要な項目
分析項目 現状 基準
石灰/苦土比 6.9 3.1
苦土/カリ比 2.0 2.2

問診票

サンプル圃場の問診票
分析目的
土壌分析施肥設計障害原因対策比較分析その他
今回作付
作物名
ピーマン
品種
さらら
露地施設
播種・定植の予定
2014年03月01日
収穫予定
7月
連作
3
年目
前回作付
作物名
ピーマン
品種
さらら
露地施設
播種・定植
3月
収穫開始
7月
~ 収穫開始
11月
発生病害虫
土壌病害
線虫被害
不明
病名
青枯れ
発生状況
少発中発多発
害虫名
スリップス・アブラムシ
発生状況
少発中発多発
堆肥の投入
種類
牛糞
を10a当たり
3000.0
Kg
圃場の環境
整備状況
雑草発生状況
圃場の整地
整備方法
天地返しプラウソイラーその他
その他
硬盤の位置
地表
10cm15cm20cm25cm30cm不明
土壌の硬度
①柔軟②普通③固い
排水の環境
①すぐ乾く②普通③乾きにくい
日照の環境
①良好②普通③不良④午前陰⑤午後陰
土壌採取日
2014年02月18日
採取時圃場状態
晴天時曇り時前日雨
採土時環境
①苦土石灰堆肥投入後②苦土石灰堆肥投入前
特記事項 前作での生育状況を詳しく記述して下さい。
連作時の収量
年々増年々減その他
その他
病害虫の発生頻度
年々増年々減その他
その他
苗の状況
小苗大苗植付遅れ早期植付その他
その他
苗の病害虫
農薬散布
散布回数
1
病害虫名
スリップス・アブラムシ
その他コメント